前回の準備編に続いて、実際の走行結果を書いてみます。ブルベって厳しいけど本当に楽しいと思える、素晴らしい旅でした。
- 初日：〜103km瀬戸内区間
- 〜256km中国山地超え
- ~313km初日ゴール吉岡温泉
- 二日目：〜430km蒜山から大山へ
- 〜574km 米子から出雲大社へ島根半島を走る
- ~622km 奥出雲二日目ゴール
初日：〜103km瀬戸内区間
4/24 0430に早島駅を出発。最初の通過チェック瀬戸大橋に向けて下ります。10km過ぎから、鷲羽山スカイラインに向けて最初の登り7km3.8％。その後下って26km通過チェック瀬戸大橋です。スタッフさんがバナナを補給してくれました。
その後、ジーンズの児島、直島に渡る宇野港、岡山市の海岸沿いを抜けていきます。103km地点で、1.8km・平均9.0%の坂を登った丘の上に、通過チェック２の牛窓オリーブ園。地中海の雰囲気です。ここでもスタッフさんがパンを補給してくれました。
〜256km中国山地超え
ここから北上、中国山地を縦断して鳥取側のPC１へ向かいます。途中144kmで旧閑谷学校を通過。1670年に日本で初めての「庶民のための学校」として設立され、以来昭和に至るまで多くのリーダーを輩出してきた学校です。
ここから初日の難所の中国山地超え。256kmの新戸倉トンネルまで100km近く、緩やかな登り基調のアップダウンが続きます。
223kmで通過チェック。さらに30km以上登ります。
~313km初日ゴール吉岡温泉
新戸倉トンネルを越えればPC1までは下りと平坦です。河原城の横を抜け、日本最大の池、湖山池の脇を走り、PC１ローソン吉岡温泉口に20時過ぎに着。
初日は平均速度23.3km・移動時間13:17・休憩2:18。良いペースで走れています。計画に対して2時間、PC通過時間に対しては５時間弱の貯金ができました。
予約しておいた宿にチェックインし、温泉・補給・ストレッチを行い、2200に就寝。
二日目：〜430km蒜山から大山へ
計画より１時間早く、330にリスタート。蒜山高原を目指します。最初の難所が倉吉から蒜山高原への登り、21km3.5％。最後の3kmは7％を超えます。
私は朝が弱く、眠気で身体が上手く動きません。たまらずバス停で５分仮眠。雪国は屋根と壁のあるバス停があり助かります。
蒜山の通過チェックでは、計画からの貯金が30分になってしまいました。しかし、大山の雄大な眺めで元気が出ます。裾野を1/4周ほど走る間、大山は様々な絵を見せてくれます。
その後は今回最もきつかった坂、大山環状道路への登り。5kmの直線で斜度はほぼ一定の10％。気持ちが折れます。
なんとか登りきって、ほぼ計画時間に430km通過チェックまきばみるくの里着。昨夜のPC1では２時間の貯金でしたが、１時間を宿で、１時間を登りで食いつぶしたことになり、ちょっと焦ります。とりあえず、ソフトクリームを。
〜574km 米子から出雲大社へ島根半島を走る
下って574kmの出雲大社までは、日本海の見どころ満載区間です。まずは皆生海岸のサイクリングロードを境港へ向かいます。松と砂浜の綺麗なサイクリングロードですが、風が強くて楽しめませんでした。
境港では水木しげるロードを通過。
またベタ踏み坂として有名な江島大橋を超えます。
観光気分で楽しいのですが、ペースは上がりません。。。495kmの通過チェックさくら公園は計画遅れで通過。さらに国宝松江城、宍道湖と観光名所が続きますが、ちょっと焦ってきたので、写真を取らずペースアップに集中します。
国立公園島根半島の海岸線は、細かい入り江とアップダウンが続きます。551km通過チェック７風車公園で計画ペースに戻します。静かな入り江の夕焼けが美しい。
旧暦神無月に全国の神々が集まる稲佐の浜を左に曲がり、その神々が進む神迎えの道と平行に進み、19時過ぎに575km出雲大社に到着。パワーをもらいます。
ここの通過チェックで計画に40分ほどの貯金ができました。
~622km 奥出雲二日目ゴール
出雲大社から奥出雲に向けてゆるやかに登ります。2215に計画より30分早く、宿泊予定の622km曽田旅館に到着。
他に５−６人のランドヌールがいましたが、自転車も空いてる部屋に入れて頂き、とても丁寧に対応いただけました。
二日目は走行316km、平均速度21.0km/h、移動時間15:00、休憩時間3:37でした。速度は初日より落ちたとはいえ目標の20kmを上回っています。このペースを維持できれば。
次は三日目と最終日について書きます。
